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創業への想い

私は経営におけるもっとも重要な資本は、「ヒト」であり、「ヒトの集団である組織文化」であると考えています。

日本が成熟期を迎え、人口減少が進み、雇用の流動化が進む中、企業におけるヒトの課題は尽きません。
京セラ創業者の稲森和夫さんの経営理念に、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」とあります。
この言葉を引用させていただくと、従業員の幸福を願うことが、結果として、社会の発展に寄与するという、経営の原理原則が理念に込められています。

一方で、地方中小企業の経営課題に耳を傾けてみると、採用や人事関連に関する悩みは尽きません。
更には、地方中小企業では、人事部門を持たない企業が多く、経営者がワンオペ状態で取り組んでいるか、総務や営業の方が兼務している場合が殆どです。

そのような背景から、ヒトに関する悩みは持ちつつも、真剣にヒトを資本として捉え、投資できている会社は、まだ少ないと感じています。
理由は、「可視化しにくい」「効果実感がすぐに得られない」「組織の問題が多岐に渡る」「何から手を付けて良いか分からない」などの理由から、部分的な対応ができていても、問題の構造の全体を捉えることはできておらず、目先の顕在化した問題にばかり目が向いてしまっており、応急処置に過ぎない傾向にあります。
それでは、残念ながらヒトの課題や、組織は強くなりません。

また、そもそも人出不足でリソースが不足している関係で、中長期を見据えての対策が打ちたくても打てないというような、課題も潜んでいます。
会社経営において中期経営計画を作成することと同じように、人事における中期人事計画を作成しなければ、どうしても後回しになってしまいがちです。
原理原則として、「ヒトが成長するから、ビジネスが成長する」という考えのもと、経営戦略と人事戦略を連動させる必要があると考えています。

これらの課題を一つ一つ解決していくことができれば、「ヒト」や「ヒトの集団である組織文化」が、企業の競争優位性を高め、持続的な成長に繋がると強く信じています。
私たちは、地方中小企業の経営者に寄り添い、”社外人事部”という位置付けで、「ヒトに関する悩みを共に解決できるパートナー」としてサポートをしていきたいと考え、創業いたしました。